ゴー宣DOJO

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小林よしのり
2019.7.5 00:12日々の出来事

「ゴー宣道場」は黎明期から成長期に入った

「ゴー宣道場」は黎明期を終えて、成長期に入った。
黎明期では門弟・門下生は、師範からの上意下達と、
和気あいあいの疑似共同体的な仲間意識を楽しんで
いればよかったし、その感覚はこれからも変える
必要はない。

もともと「良き観客」でいてくれることが一番だし、
門弟・門下生にもならず、設営隊にも参加しないで、
毎回応募して、毎回当選して、毎回道場を見てくれる
人も多い。

ただ、今の「ゴー宣道場」は、まずカレーせんべい
登場があり、「関西ゴー宣道場」が開催されるように
なり、さらにdaiの登場で「九州ゴー宣道場」が開催
され、そしてちぇぶ(女性)の登場によって全国が
視野に入るようになり、「聞造会」メンバーがその
意図を持って活動を開始し始めた。

そしてすぐに岡山のしろくま(女性)の登場によって、
「中四国ゴー宣道場」が結成され、来年3月の開催
が決まってしまった。

東北や東海がこれに続く可能性もある。

カレー、ちぇぶ、しろくま、そしてその協力者たちは、
「ゴー宣道場」の拡大を望んでいるので、今はもう
黎明期を終え、成長期に移行してしまったというしか
ない。

初期メンの中には様相が一変したので、戸惑いを
覚える者もいるかもしれない。
しかし、今まで通り「ゴー宣道場」の設営を手伝い
ながら楽しんでくれればいいのである。
疎外感を持つ必要はないし、置き去りにする気も
ないし、それこそ「良き観客」として「何が起こる
のかな?」と見守ってくれればいいのだ。

AKB48が秋葉原でマイナーなアイドル活動をやって
いた時期は黎明期だったが、そのうちSKEが出来て、
NMBが出来て・・と全国展開し始めたのと似ている。

不思議なことに、その時期が来たら、そのための
人材が現れて活動し始めるもので、カレーが現れ、
さらにちぇぶが現れなかったら、こういう現象には
ならなかっただろう。
わしが意図したわけではなくて、成長期に必要な
人材が入ってきて、勝手に動き始めたから、わしも
「ゴー宣道場」にもっと成長のための栄養分を補給
してやろうと考えることになる。
この先、どうなるのか楽しみになってきたのだ。

初期メンの中でも、WさんやKさんのように、
すぐ順応して、積極的にこの動きに乗ってやろう
と考える者もいるし、そこまで気持ちが切り替え
られないなら、観察者になっているのもいいの
ではないか?
そのうち、巻き込まれてやろうと考えが変わるかも
しれない。

弱者のルサンチマンを発揮して、「ゴー宣道場」を
成長させようとする者に嫉妬することだけはやめて
ほしい。
わしは黎明期の貢献者のことも忘れていない。

日曜には大阪に行く。
設営隊長のしもPも、どうやら何かを察知したらしく、
成長期に順応し始めた様子が窺える。
大阪で初めて試みる企画、しかも関西人にピッタリ
な企画を持って行く。
成長したい者たちに、栄養分を補給する。
関西の門下生たちと共に、この企画をさらに練って、
成功するか否か、その責任は関西人に押し付けて、
帰って来ようと思っている。

小林よしのり

昭和28年福岡生まれ。漫画家。大学在学中にギャグ漫画『東大一直線』でデビュー。以降、『東大快進撃』『おぼっちゃまくん』などの代表作を発表。平成4年、世界初の思想漫画『ゴーマニズム宣言』を連載開始。『ゴーマニズム宣言』のスペシャル版として『差別論』『戦争論』『台湾論』『沖縄論』『天皇論』などを発表し論争を巻き起こす。
近刊に、『卑怯者の島』『民主主義という病い』『明治日本を作った男たち』『新・堕落論』など。
新しい試みとしてニコニコ動画にて、ブロマガ『小林よしのりライジング』を週1回配信している。
また平成29年から「FLASH」(光文社)にて新連載『よしりん辻説法』、平成30年からは再び「SPA!」(扶桑社)にて『ゴーマニズム宣言』、「小説幻冬」(幻冬舎)にて『おぼっちゃまくん』を連載開始し話題となっている。

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